要約筆記とは


人生の途中で失聴した方(中途失聴者)や難聴者は 手話が覚えづらく
また、聞こえないが話はできる という方が多いため
日本語でのコミュニケーションを望まれます。

その方々に、日本語の文章で話の内容を書いて伝える
耳がわりの通訳的筆記作業を 要約筆記 といいます。


 大勢の聴覚障害者が集まり、情報を共有したい場合


OHPを使った手書き要約筆記

OHP(オーバー・ヘッド・プロジェクター)のステージ上で文字を書き
反射鏡とヘッドミラーで捉え
スクリーンに映します。

OHCに比べると、比較的安価で
セッティングに使う機材が少なくて済むため
汎用的に使われています。


OHCを使った手書き要約筆記

OHC(オーバー・ヘッド・カメラ)のステージ上で文字を書き
頭上のカメラで捉え
プロジェクタースクリーンに映します。

プロジェクターを使うので、設定場所を選ばず
拡大投影や画面の色を反転させることが出来るので
多様なニーズに対応することが可能です。


パソコン要約筆記

ノートパソコンを使って文字を入力し
プロジェクタースクリーンに映します。

「OHPわかくさ」パソコン班「ぱよぱよ」では
栗田さん製作のフリーソフトIPtalkを使わせて頂いています。



 聴覚障害者が1〜2人の時や個人が対象となっている場合


ノートテイク

A4(またはB5)用紙に水性ペンで書き
内容を伝えます。

大きな機材を準備する必要がないので
野外での催しや、動きながらの情報保障にも対応できます。



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